掲載日:2008年09月16日(火)13:20

朝、まだ薄暗くそして少し寒い と感じながら、崋劉眞のメンバー16名で新山口駅に集合した。 そして、いざ奈良県 天理市へ! 3、4ヶ月前から奈良県の「華鹿」さんからお誘いがあり、丁度、自分達も今年も1度は関西・関東方面に行きたい!という思いもあり、すぐに連の皆に出欠をとった。 話しがあった当時、と言っても数ヶ月前だが、その時のメンバーは19名 そのうち16名の参加!
この日を迎えるにあたって、披露する「男なら」「夜兎」「武叉」 時間をみつけて練習を開始した。
「男なら」・・この祭りで2名が初めて練り歩きに挑戦する しかも、初の「男なら」デビュー でも観に来られる方には、個々ではない。連として見られるので、とにかくギリギリまで練習した。
「夜兎」・・半年以上踊ってなかったこの曲 でも崋劉眞にとって初のオリジナル曲であり、1年半踊ってきた曲 なんとしても、全盛期に近づけたくて、8月の末より練習を開始した。
「武叉」・・今年のオリジナル曲だが、まだまだ安定感がない! ムラが多すぎる。 でも天理では最後に踊る曲 なんとしても締めたい と思い、通しをしながら、動きとフォーメーションのチェック
祭り前の木曜日の練習で本番を想定して、立ち位置で踊った。 練習後、数名で打ち合わせを兼ねてミーティング メンバーに伝えた。 全てに不安が残る! 列の乱れ、細かい動き指先までの神経が行き届いてない! ただ曲に合わせて踊るだけになっている。 俺はこの踊りでは満足できない! と そして、呼んでいただいた、実行委員会の皆様、間に入っている、崋劉眞を呼びたい と言ってくれた「華鹿」さんの顔を潰したくない! だから本番当日までに、もう一度、踊っていた当時のビデオを確認して、イメージトレーニングをしておいて欲しいと伝えた。 そして解散間際に、当日 演舞直前に俺は皆をどう送り出したらええやろう? いつものように、暴れて来い!というのか、 立場上、ゲストなのだから、きっちりと締めた踊りをして来い! 皆はどっちがいい? 今日の最後の通しを見る限りでは 7対3で後者なんやけど と 何名かは黙り、何名かは後者と 自分も迷っていると伝えた・・・ そして解散 解散後、自分の中で、もう一つ当日まで悩んでいたことがある。 それは、自分のこと! 8月末に右足アキレス腱を断裂し、松葉杖と車椅子 行くまでの道中、間違いなく皆に迷惑がかかる。 荷物が持てない、乗り継ぎの時間が間に合うのか? 皆に気を使わせる。 無事に着いたところで、練り歩きのとき、移動はどうしよう? 会場移動は? 仮に自分の不注意で再断裂なんかした日にゃ〜 それこそ迷惑が・・・ 今回ばかりは行ってしまえば みたいなノリにもなれなかった。 でもここまできたら、腹をくくろう! 用心だけしよう! 先ずは行って煽ることが自分の使命!と言い聞かせた。
若干、乗り継ぎにも遅れながら(ごめんなさい)どうにかこうにか奈良駅に到着! 改札口に華鹿のリーダーが!!! しかも車椅子を準備していただいて 挨拶を済ませ、準備していただいたバスに乗り込みいざ会場へ! 崋劉眞として初の奈良県 天理市へ 控え室で半年振りに「夜兎」の衣装へ袖を通す。 気持ちが切り替わった (右足を見なければさらに) そして演舞前に最後の確認 一汗かきながらも、自分で自分に終わるまでは自分が気持ちを切らすまい! と言い聞かせた。 演舞前まで厳しくいこうと 通しをする中で出来てないところの最終チェック 疲れが出てるのもわかったが、敢えて心を鬼にして(いつも?)連続で調整をした。 そして演舞開始! ん〜 悪くはなかったけど、いつもお得意の1発目の「固さ」が出た。 敢えて皆には声だけかな と伝えた。 そして、次に「男なら」 移動しながら、正直自分の頭の中は、いっぱいいっぱいだった。 煽りはどうしよう・・・ 練り歩きなのでスタートで止まって煽るかゴールで待つ状態でいくのか 皆と一緒に進みながら でもどうやって?? 編み笠を脱いだ場合、誰が回収する? 華鹿の方にまたまた迷惑をかけてしまった・・・ 車椅子を押させますから、乗った状態で行きましょう 編み笠は拾う人間を付けます と ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 ほんとにありがとうございます。 自分の中でもスイッチが入り片松葉で歩きながら歩くことにした。(今、思えばこけたりしたらもっと迷惑がっかったと反省しております) でもここまでしていただいて、自分達も大事に踊ってきた そして何よりも山口の総踊り曲である「男なら」を披露するのに、自分の足で歩き、踊り子の表情を見ながら 進むペースを指示しながら行こう! と思い じっとしていられなく、決断してしまいました。 1回目 声は出てる でも列が 振りもバラつきを感じた。 2回目 列は直ってきたが、若干疲れが見えた 勢いもまだまだ と思った。 3回目 来た来た! 声が来る! 表情がいい! デビューの子の頑張りも伝わる ゴール地点に自分達の一つ前で踊っていた華鹿の皆さんが待ち構えている。 自分は背中にプレッシャーを感じながら、でも踊り子はテンションが上がったらしい。 見事に最後まで集中力を切らさず、最後の極めを終えた。 でも、皆には敢えて、だんだん尻上がりかー 1回目からガンガン来てほしかった と伝えた。 ほんとはもっと違う言葉を一杯かけたかったけど敢えて今はまだ・・・ と 決めていた。 ちなみに会場移動の間、華鹿のリーダーにずっと車椅子を押していただいた。 ありがとうよりも、ほんとに申し訳ない と ごめんなさい です。 メイン会場に戻り30分後 いよいよラスト演舞 「 武 叉 」!! 皆を呼んで円陣を組む 振りの諸注意を伝え、そして最後に「今日のお前らはいける!! 失敗を恐れず、大きい踊りを! 楽しんでいこう おもいっきり暴れて来い!!!」 と伝えた。 もちろん、間違いもありました。 でも自分の中でゆずれなっかったポイント きっちり極めてくれました。 個々に若干の反省点はあるものの、バランスの取れた演舞をしてくれたと思います。 声をかけていただいた実行委員会の皆様や観客の皆様に、自分達の踊りや煽り(おまけで旗振り)がどのように映ったかはわからないですが、自分達らしさ、崋劉眞らしさは出せたのかな って思います。 そういえば、ストリート会場とメイン会場で自分の名前が呼ばれたが 誰でしょう?? おもわず、ありがとうございます と返しそうになりました。 そして、今年の山口ちょうちん祭りに大阪から来ていただいた、「夏凪さん」 またまたお会いできて嬉しかったです。 しかもお土産までいただいて メイン会場・ストリート会場と一緒に歩いてくれて、心強かったです。 写真もたくさん撮っていただいてありがとうございます。 またブログを楽しみにしてます。 そして、山口よりfanさんとお父さん・・・ 笑いました。 予想通りというか、期待通りというか 日帰りでほんとにご苦労様でした。 冬にカレーを食べながらの上映会を楽しみにしてます。
無事に祭りも終わり会場を後にして、華鹿のみなさんと交流会 人見知り集団、崋劉眞にとって自分はドキドキでしたが、それぞれのテーブルで盛り上がっていたので、お父さんは安心しました。 ほっ・・・ そしてチェックインを済ませ、華鹿リーダー、副リーダーの方と2次会 いろいろと語り奈良に来るまでの心境など、いろいろと話した。 それにしても、2次会の会場の居酒屋の中に釣堀があるとは・・・ すげ〜 ホテルに帰り、風呂に入り足を冷やしながら3時に眠りに着いた。 翌朝、10時 ロビーには華鹿のリーダーとメンバーの方が迎えに来てくれていた。 リーダーは朝5時に起き、仕事をしてからそれを終わらせ、来てくれたのだ。 ほんとに気を使わせてごめんなさい。2日目はメンバー全員で観光した。 先ずは、お土産を買いに商店街へ そして 鹿をいっぱい見て、鹿をいっぱい見て、鹿をいっぱい見た。 そして東大寺へ行き鹿をいっぱい見て鹿をいっぱい見て鹿をいっぱい見た あっ間違えた 阿吽の像と念願の奈良の大仏をみた 生まれてはじめての 生奈良の大仏 でけ〜 すげ〜(そのままでごめんなさい) でも建物もそうだが、スケールのでかさにほんとに驚いた。 いやいやまじで感動でしました。 そして国境食堂(なんでも、奈良と京都の県境にあるのでこの名前らしい)で昼食を済ませバスに乗り移動 そして鹿をいっぱい・・・ しつこいですね 薬師寺に行った。 とにかく、さっきも書いたが、ほんとにスケールがでかいです。 自分の中ではその言葉というか表現が一番ピッタリきました。 そして最後に すいません名前を忘れたのですが、池?湖?に浮かんで見える寺ではないけど 雰囲気で言うと 堂 みたいな、曖昧でごめんなさい。 連れていってもらいました。 日も落ちてきてライトアップされたその様はほんとに 雰囲気のある存在感のある すばらしいものでした。 ここまでずっと、華鹿のリーダーに車椅子を押していただき、副リーダーの方たちには案内やマイクロの運転など すべてやっていただいた。 ありがとうございます。 せっかくの休日なのにほんとにごめんなさいでした。 そして、奈良駅に着きお別れです。改札口でメンバー全員が、リーダーと握手を交わし、電車に乗り込みました。 そして、出発間際、副リーダーの2名が どうも、奈良の名物?柿の葉寿司をお土産にしてもらおうと店を3件ぐらい走りまわってくれてたらしく、改札口を通るときのお別れに間に合わなかったらしいのです。 そして、戻って来たときには自分達は電車の中 電車が出るまでにあと3分あるということで、電車まで見送りに来てくれました。 いやいやまじで感動です。 電車が出たあと、数名が泣いていました。 そして帰りの電車・新幹線・車の中で、自分達にはどこまでのおもてなしができるんやろか? って話し合っていました。 自分は、一つ一つのことにごめんなさいと、ありがとうしか言えなかったです。 有り余るというか、簡単に「感謝」の2文字やありがとうの言葉では申し訳ないけどほんとに全てが温かく、心に残る・記憶に残る2日間でした。 よさこいを通じていろいろな方と出会いました。 自分達はほんとに「いい出会い」をいろいろな祭りでさせていただけていると思いました。 よさこいでしか返せないけど、「いい出会い」をお返ししていければと思った。 来年、参加させていただけるのであれば、今度は自分の足で歩きたい。 個人的にもほんとにかなりの迷惑をかけました。 崋劉眞のメンバー そして華鹿の皆さん ありがとうです。 実行委員会やスタッフの皆様 ほんとにお世話になりました。 最後に 交換した、鳴子 いただいたポロシャツ 大事にします。
お決まりの言葉での締めになったけど、すいません それに見合う言葉がみつかりませんでした。
まだまだ書き足らないがひとまずここまで! 長くなりすぎて、読み返す元気がありません。誤字脱字、そしてごちゃごちゃな内容はご容赦を!
長っ!!!!!