掲載日:2008年07月28日(月)12:28

26日、27日と2日間で3つの祭りに参加した。 26日は地元山口市 小郡でのふしの夏祭り 自分達は地元で踊ることが少ないので、ある意味一番、緊張したのかもしれない。 知り合いの方に何人にも会い声をかけていただきありがたかった。 演舞の内容は、練習してきたものが全てではないが出せたと思う。 2ヶ月のオフシーズンがあり、久々の祭り。 そして、それが地元での演舞。 暑さの中で疲れも見え始める。 わずか4分30秒 されど4分30秒 集中力を切らさずに踊りきってくれたと思う。 22時半に祭り会場をあとにして、翌日に備えた。 朝6時45分に集合、出発。 朝、皆に声を掛けると、やはり練習とは、また違うというかそれ以上に筋肉を使っているらしく、何名かが筋肉痛になっていた。 その中で、自分が一番寝不足のような顔をしていて、ある意味 いかんな〜 切り替えをきっちりしないと と反省した。 久留米の会場に着き、衣装に着替え自分の中で戦闘モードのスイッチをいれた。 皆はいつも通りにやってくれるだろう。 でも引っ張る自分がさらに尻を叩き踊る前からある意味煽りたかった。 そして久留米での演舞。 声はでていた。 でも腰が高い。 もう一伸びが出来たのでは? と思った。 まだまだいけるはず… この暑さの中、心苦しかったが、敢えて注意のみ、ここでこう もっとこう など指摘をした。 そして、鳥栖の祭りへ移動した。 時間てきに若干の遅刻 演舞の順番を入れ替えてもらい、鳥栖に着いて15分ぐらいして1会場目の演舞に入った。 暑さのなかから移動のバスでエアコンをかけての移動 間違いなく、だれてしまうと予想した。 バスから降りて簡単に柔軟。汗で濡れた衣装にエアコンの冷たい風が気持ち悪かった。 そしてまた炎天下。 具合が悪くなったものはすぐに言ってくれ! だれも何も言わなかった。 さぁ気持ちを切り替えよう! 円陣を組んだら、そこからは崋劉眞の演舞の始まり。 もしバテてしまったら声だけは負けるな 一人の観客でいい 観客が目をそらすまで、見続けろ そう声をかけて送り出した。 バスの中での疲労と沈黙が嘘のような演舞 というよりも雰囲気をだしてくれた。 そして2会場目 「男なら」を披露した。 演舞前に会場から拍手をいただけた。 踊り子はそれだけで十分だったのだろう。 笑顔でしっかり声を出し踊ってくれた。 そして最後決勝演舞 時間も19時をまわっていた。 正直、辛かった。 踊り子にもかなりの疲労が見えていた。 演舞30分前ぐらいに、簡単に体を動かさせて集合した。 そのとき正直に感じたこと。 ヤバイ 雰囲気が悪すぎる! どうみても今から いくぞ! という感じではない! ぶっちゃけ自分もボーっとなっていた。 すべてにおいて力が入らなかった。 今の自分にできること。 考えたとき、まず、みんなを笑顔にしたかった。 そして何か気持ちに響かせたかった。 「集中しよう」 「後悔すまい」 「帰りのバスで笑おう」 「空元気でいい 間違えてもいい 攻めるという気持ちだけは忘れずにいこう」 「わずか4分30秒 されど4分30秒 昨日から、そして今までの2日間 楽しく終わるのも、つまらんく終わるのも自分達の気持ち次第じゃ! 出せるものは全部出そうで! お前らならやれるから」 思い浮かぶ言葉 全てをぶつけた。 演舞が始まったら、自分は煽ること以外、何もできないのだから… やってくれました。 演舞終了後、「やれた」 「今の踊りなら結果はどうあれ後悔ないです」 と何名かが言っていた。 そして結果 ほんとにほんとに嬉しかった。 ほんとに自分の中で救われました。 「 武 叉 」という曲 自分の中でいろいろな葛藤やわだかまりみたいなものがあって、 もしかしたら、踊り子の何人かは、それに気づいていたのかもしれない。 それでも、あのキツイ練習に文句も言わずに、付き合ってくれた。 結果だけが全てではないけれど、それでもやっぱり「賞」がもらえたことは嬉しかった。 あの状況でみんなが気持ちを一つに集中してくれたことが嬉しかった。 ほんとに「 武 叉 」おどってくれて、みんなに感謝でした。 ほんとにみんなに救われました。 ありがとう。 帰りのバスに乗った瞬間のみんなの笑顔や元気な声を聞いたとき「帰りのバスで笑おう」 思い出しました。 自分達の中で納得いく演舞だったのだろう。 さすがに高速で食事をしたあとは、みんな爆睡でした。 ご苦労さん。 ありがとう。 今回は例の決まり文句は敢えてなしで